東日本大震災以降、新築を考える方が最も不安に感じているのが建物の構造、耐震性ではないでしょうか。
中谷建設工業の創る家はベタ基礎を採用しています。
地震エネルギーを分散させるため、通常12cmの基礎巾を14.5cmとし、さらに通常30cm間隔の鉄筋の組み巾を15cmに縮め、鉄筋使用量を2.25倍に増やしています。
工法は、日本建築伝統の木造軸組工法+パネル工法を採用。無垢のひのきの柱を軸に、筋交いとパネル工法で建築基準法の約4.5倍に値する強度を実現しました。
地震のねじれに対して最も力を発揮するのが床構面です。
通常は1.8m×1.8mのピッチで組みますが、私たちの創る家では0.9m×0.9mできめ細かく組み、通常の約4倍の強度を実現しています。
特に、2階の床構面は28mm厚の合板を組み、石膏ボード9.5mmを挟んで、さらに無垢のフローリング材15mmを張っています。一般的な木造住宅が24mmの床に対して、納得倶楽部の「CASA VIVACE」の床は52.5mmもあるのです。
ねじれだけでなく遮音性にもすぐれる強固な構造躯体は、長期的に重いものを乗せても心配ありません。ここまでこだわっている住宅会社はおそらくないでしょう。
日々の暮らしでは見えない部分だからこそ手を抜かず、釘一本一本にまで心をこめる。
そんな妥協のないこだわりの構造が家を支え、大切な命と財産を守るのです。
納得倶楽部の家は断熱樹脂サッシを標準仕様にしています。
ガラスをペアガラスにしても、サッシ枠の結露を防ぐことはできません。
そこで私たちは、建物の内部に外の熱が伝わりにくい、最先端の断熱樹脂サッシを使用しています。
内観の色を外のアルミと変えられるのも断熱樹脂サッシの特徴です。
たとえば、漆喰の壁には白い内サッシ、和室や寝室などの壁にはダーク系の内サッシというように、部屋の雰囲気に合わせて意匠を変えられるのが魅力です。
常に進化する住宅の素材や製品にアンテナを張り巡らせ、いいものをいち早く取り入れるのが納得倶楽部のスタイルです。
住宅の性能において、多くの方が不満を抱えているのが断熱性能と言われています。
「CASA VIVACE」の断熱材は、セルロースファイバーを標準装備しています。
セルロースファイバーは、木を原料とした新聞古紙からリサイクル生産される環境にやさしい断熱材で、F☆☆☆☆以上の安全性が国際的に認められています。
その構造を見てみると、さまざまな太さの繊維が絡み合い、ふんわりとした厚い空気の層を作ります。また、一本一本の繊維の中にも自然の空気胞が存在します。この空気胞が断熱効果、遮音効果をより高めるのです。
また、次世代省エネ基準認定工法によって、冷暖房の効率が良く、光熱費を抑えられるというメリットもあります。
さらに、木質繊維ならではの吸放湿性で一年中適度な湿度を保つことができるので、結露に悩まされることもありません。その結果、シックハウス症候群などの原因となるカビやダニの発生を防ぎ、住まう人が健やかに暮らすことができ、建物の寿命を延ばすことにもつながります。
しかも、「CASA VIVACE」は無結露20年保証付きなので、施工後のメンテナンスも安心です。
施工期間は、ハウスメーカーで3か月、通常の工務店で4か月が平均です。
それに対して、私達は5~6か月かけて仕上げます。
ヒアリングや設計にも十分時間をかけますが、いちばんの違いは基礎完成から建築着工するまでの期間です。
私たちは基礎を一か月かけてしっかり乾かし、中の水分を十分抜いて、強度が高まってから土台を乗せます。養生が不十分なまま土台を乗せるという危険な工程が世間でまかり通っているのが不思議でなりません。
工期短縮は百害あって一利なし、それが私達の考え方です。