木造の注文住宅を建築する広島の工務店

エネファーム！！

皆さんこんにちは！！

お久しぶりになってしまいました・・・。

現在海岸のＴ様邸の工事をしていますが、実はこのＴ様邸には当社として初めてやることがあるんです。

その一つが「エネファーム」の設置です。

「エネファーム」って言葉は聞いたことはあると思うのですが、

いったい何のことかよくわかりませんよね？？？

以下、燃料電池普及促進協会より抜粋

 

・エネファームとは

家庭用燃料電池「エネファーム」とは、「エネルギー」と「ファーム＝農場」の造語です。

水素と酸素から電気と熱をつくることと、水と大地で農作物をつくることはとても似ています。

自分のエネルギーを自分でつくる。

これからのエネルギーの考え方を、ファームという世界観により表現し、家庭用燃料電池「エネファーム」は環境にやさしいエネルギーの使い方を実現します。

 

・エネファームのしくみ

「エネファーム」で発電する原理は、水の電気分解の逆。都市ガスやＬＰガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させ、電気をつくり出します。

さらに、発電の際に発生する熱を捨てずにお湯をつくり給湯に利用。エネルギーをフルに活用するシステムです。

http://www.fca-enefarm.org/about.html

って言われても・・・

簡単に言うと、ガスから電気とお湯ができるシステムです。

なぜ、そんな面倒なシステムにしなければならなかったのか？

CO2の削減量が画期的だったからです。

環境にやさしく、電気を発電できて、ガスも使用できる。

欠点は、ガスの使用量が増える。ってことです。

しかしながら、ガス会社も料金プランを変更して、それほど料金に差が出ないようになっています。

中国電力管内は、原子力発電に頼らなくても電気が足りていることもあり、まだまだオール電化住宅の需要が多いです。

それでも、東日本大震災以降、ガスの使用率が増えてきています。

もともと、料理にはガス！

って思っているお客様ももちろんいらっしゃいますが、環境の事も考えてガスにされるお客様もいらっしゃいます。

光熱費全体で言えば、実際オール電化の方がランニングコストは安いのかも知れません。

太陽光などを設置すると、電気代も必要なくなることもあるかも知れません。

ガスを好まれる方の多くは、料理の事です。

同じ料理を作っても、やっぱりガスで作った料理の方がおいしいんですよ。

調理時間も短くて済みます。

最終決断はお客様が決めていただければいいのですけどね。

このＴ様も料理の事を考えて、ガスに決められました。

その後、環境の事も考えて、「エネファーム」の設置を決めて、ランニングコストの事を考えて

太陽光も設置することになりました。

家が完成してから、１年後にガス代や電気代の事を聞いてみたいと思います。

ちなみに、太陽光の補助金はなくなり、買い取り金額も減ってきていますが、

エネファームは補助金が３０万もらえます。

おそらくこの補助金は来年度も継続されると思います。

これを機にエネファーム考えられてはいかがですか？？